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黒住浩司 Webサイト

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黒住浩司(くろずみひろし)。1960年代生まれ。出身は残念ながら東京ですが、3歳のときから埼玉県川口市育ち。のちに浦和市へ移り、市民歴はすでに四半世紀を超えています。浦和市が近隣市と合併し、くだらないさいたま市浦和市は、隣接する大宮、与野両市と合併し、“さいたま市”になったとされています。この“さいたま市”は政令指定都市にもなり、さらに岩槻市まで呑み込んでしまいました。そこには、市民の意思や感情を無視して合併を推進した市政の官僚的体質があります。それは、政令指定都市の“区名”決定において住民アンケートの結果を反故にしたことでも露呈されました。ただし、こうした市官僚が増長する背景には、各種選挙での投票率の低さにも見られる、“市民”自身の政治的無関心があることも見逃せないでしょう。ができた現在でも、もちろん私は浦和市民です。

高校時代、社会意識に覚醒し、学歴社会への反発として埼玉県立浦和西高等学校を中退(しかし“母校”は愛しています)しました。その後、自動車工場労働者、写植オペレータ、画材店店員、求人広告制作会社社員・役員などを経て、デザイナーとして独立――と、おかしな経歴を歩んできました。

現在の職業は、フリーランスの「編集デザイナー」および「テクニカルライター」。とはいっても、出版不況のあおりを受けて、最近では職業訓練用の実技課題マニュアルを書いていることが多いのです。なぜなら、職業訓練校でDTPとWebデザイン講座の講師も務めているからです。「教師」という職業に憧れたこともありましたが、「講師」というかたちではあれ職業訓練という教育分野の仕事に関われたことを、有意義に感じています。

なお、趣味や仕事でイラストを描くこともあるので「イラストレーター」も名乗っています。しかし、私は断じて“クリエイター”などといういかがわしい身分ではありません。デザイン/レイアウトの制作は、はじめからWindows環境のみ。天邪鬼な性格のため、グラフィックやDTP業界では「標準」のMacintoshは一切使いません。その“先進”思想がアメリカ合衆国の“フロンティア精神”と一緒で、欺瞞に満ちあふれていると思うからです。一時期流行したLinuxにも、同じうそ臭さを感じています。OSやOffice製品は、Microsoftのものを愛用しています。

愛猫たち

ハナちゃん
ハナちゃん

“家族”は、拾った野良猫のハナちゃんハナちゃんは世界一可愛い猫。1999年の10月頃、近所のゴミ捨て場にふらっと現れたのが出会いでした。その後、家にも入るようになり、約2年間、一緒に暮らしました。人間嫌いでしたが、僕には懐いてくれたハナちゃん。悲しいことに、2002年5月、車に撥ねられ亡くなりました。が娘代わりでしたが、2002年5月に亡くなりました。ハナちゃんは、想い出という存在になって、私が死ぬ時まで一緒に暮らし続けるでしょう。

ハナちゃんの死からすぐ後の2002年7月に、小太郎がやって来ました。それから15年間、小太郎との友情と暮らしが続きました。白くてふわふわだった小太郎。子供の頃はやんちゃでしたが、年齢を重ねるにつれ哲学者然とした風貌を備えていきました。

小太郎
小太郎

そんな小太郎とも、2017年10月の終わりに別れの時が来ました。15年の月日は永く、今も悲しみは癒えませんが、やはり永遠の心の友として、小太郎は生き続けています。

現在は、茶トラの小次郎が、友として一緒に暮らしています。

趣味趣向

好きな音楽

基本的に、ロックが好き。英パンクとその後のインディーズ系を聴いてきました。今でもよく聴くのは、The Kinks, The Clash, The Stranglers, The HIGH-LOWSなどです。

好きな小説

国内作品では太宰治。「ダスゲマイネ」「道化の華」「新樹の言葉」「老ハイデルベルヒ」「乞食学生」「黄村先生シリーズ」などが愛読作品です。海外作品ではドイツのヘルマン・ヘッセ。「デミアン」「シッダールタ」「知と愛」などに感動しました。

昔はSF小説を濫読していましたが、今でも好きなのはスタニスラフ・レムの「ソラリスの陽のもとに」ぐらいです。

興味のある分野

縄文時代と浦和の歴史、民俗学、心理学。そしてロシア革命史とソヴィエト連邦が、永遠の研究課題です。

愛するもの

ハナちゃん。小太郎。小次郎。そして猫という人類の友。もちろん、浦和市と浦和レッドダイアモンズ。1998年から3年間、レッズに在籍したゼリコ・ペトロヴィッチ選手は永遠のヒーロー です。

主義主張

神も仏も信じない、資本主義経済は支持しない。そう、私は共産主義者でした。13歳の頃、毛沢東主義に共感し、高校時代から活動に参加。80年代中期、ペレストロイカを巡ってソ連邦の歴史を調べるうちに、毛沢東主義の誤りに気づきトロツキズムへ立場を移行しました。その後、90年代前期に運動そのものに挫折。

現在では明確なイデオロギーを持つことができないでいますが、今でもレオン・トロツキーTrotsky, Leon(1879-1940)。革命的マルクス主義者。“遅れた農業国での革命であっても、必然的に労働者階級が先導する社会主義革命に転化する”とした「永続革命」論でロシア革命の前途を分析。1917年の10月革命でレーニンらとともに人類初の社会主義革命を実現しました。以降の内戦期には赤軍を創設、軍事指導者としても手腕を発揮。しかし、レーニン死後の革命情勢退潮期にスターリンとの党内闘争に敗れ、国外追放。亡命生活の果て、メキシコでスターリニストによって暗殺されました。亡命後も国際共産主義者としての立場を堅持し、第四インターナショナルを創設。ロシア革命から現在に至る革命的マルクス主義・国際共産主義運動の、礎を築きました。の思想にはシンパシーを感じます。ゆえに、普通の“日本人”とはやや異なる思考回路を、私は有しています。

それ故、自国の利益を「正義」や「自由」に言い換えて世界を蹂躙するアメリカ合衆国政府とそれに追随する日本政府は、私の個人的存在とは相容れない――と断言できます。

Corelグラフィックス製品使用歴

CorelDRAWはVersion 3日本語版から使い始めました。広告に使われていたトカゲのイラストと、ビットマップをベクトル化するCorelTRACEに惹かれて購入。Version 5日本語版からは、それまでメインに使っていたAdobe PageMakerからページレイアウト作業も移行 しました。

CorelDRAWは毎回自費でバージョンアップし、必ず最新版を使用してい ます。それは、たとえ不具合があったとしても、新しいCorelDRAWには私の期待に応えてくれる機能が必ず装備されているからです。職業訓練校ではIllustratorやPhotoshopを教えていますが、そこでの経験から言っても、やはりCorelグラフィックス製品の方が使い勝手が上です。

その他の関わりとしては、CorelDRAW 8, PHOTO-PAINT 8の解説書(工学社刊)を計3冊執筆。CorelDRAW 12の学習ソフト(「e解説」イーフロンティア社)も3本制作。CorelDRAW Graphics Suite 11とCorelDRAW Essentials 2に関しては、製品発表会でのプレゼンテーションも務めました。

アートワークとしてのイラストの制作に目覚めたのは、「CorelDRAW 8J Design Guide Book」の執筆以来。かつてCorel世界デザインコンテスト(CWDC)にも応募したことがありますが、土偶のイラストで「佳作」の賞状をもらっただけ。現在では、主として猫のイラストを制作しています。また、C.D.R.サイトの画像も、もちろんCorelDRAW, PHOTO-PAINT, R.A.V.E.で作っています。

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