ハナちゃんの想い出 その5
ワイヤーフレーム
ベクトル イラスト
解説
ハナちゃんを描いたイラスト、第5弾です。このイラストは、これまでの技法のほかに、テクスチャ塗りつぶしを透明度とマージモードを使って重ねあわせ、表面の質感も加えています。
質感に関する技法は、遮光器土偶や狛犬のイラストで使用したものです。ハナちゃんのイラストでは、ベクトル図形の輪郭線だけを使って毛皮の質感を表現することを追及してきたのですが、それは「その3」でほぼ完成したので、最早“ベクトル図形のみ”という命題に縛られる必要も無くなりました。より自然な表現を求めるために、過去の技法も投入した次第です。
また、ラフブラシや染み付けブラシで輪郭を複雑化する前の状態のイラストも、掲載しています。これを見ると、ベクトル図形によるイラスト作成の基礎がわかると思います。
と、ここまで饒舌に語るのは、もちろんこのイラストが気に入っているからです。ハナちゃんのイラストとしては、この「その5」が現段階での最高傑作なのです。 それゆえ、新生「C.D.R.サイト」のタイトル画像やロゴに、このイラストを採用しました。
ハナちゃんの想い出 その6
ワイヤーフレーム
解説
ハナちゃんを描いたイラスト、第6弾です。このイラストも「その5」と同じように、ブラシと等高線効果による輪郭の処理のほか、テクスチャ塗りつぶしも使用しています。
「その5」との違いとしては、ハナちゃんの全身像を加えた点です。もちろん、顔にいちばん重点を置いて描いていることに変わりはありませんが。また今回は、ラフブラシで作る輪郭のを凹凸を、やや粗くしてみました。 そのほうが、等高線効果によるぼかしが強調されるからです。
全身像では黒い模様の部分が多くなるので、等高線効果は有効だったはずなのですが、テクスチャ塗りつぶしの重ね合わせで相殺されてしまいました。これは、ちょっと失敗ですね。