CorelDRAW X4
テーブルの応用

完成見本

手順一覧


環境設定

新規ドキュメントの作成

  1. CorelDRAW X4を起動、「Welcomeスクリーン」を開く
  2. 「クイックスタート」タブの「空のドキュメントを新規作成」をクリック、新規ドキュメントを作成

カラーマネジメントの設定

  1. メニューバー「ツール」-「カラーマネジメント」をクリック、「カラーマネジメント」ダイアログを開く
  2. 「設定」リストボックスをクリック、「Web用に最適化」をクリックして選択
  3. 「OK」をクリック、ダイアログを閉じる

複製間隔の指定

  1. プロパティバー「複製との間隔」の「x」テキストボックスに[0]を入力、確定
  2. プロパティバー「複製との間隔」の「y」テキストボックスに[0]を入力、確定

ガイドラインの指定

  1. メニューバー「レイアウト」-「ページ レイアウトの設定」をクリック、「オプション」ダイアログを開く
  2. ツリー「ガイドライン」の「+」をクリック、ツリーを展開
  3. ツリー「プリセット」をクリック、「プリセット」パネルを表示
  4. 「1センチメートルのマージン」チェックボックスをクリックしてチェック
  5. 「プリセットの適用」ボタンをクリック
  6. 「OK」をクリック、ダイアログを閉じる
  7. 上辺ルーラー上から描画ウインドウの任意の場所へドラッグ、水平方向ガイドラインを作成
  8. プロパティバー「オブジェクトの位置」の「y:」テキストボックスに[120]を入力、確定

テーブルツールの使用

テーブルの作図

  1. ツールボックスバー「テーブルツール」をクリックして選択
  2. プロパティバー「テーブルの行数と列数」の「行数」テキストボックスに[3]を入力、確定
  3. プロパティバー「テーブルの行数と列数」の「列数」テキストボックスに[5]を入力、確定
  4. プロパティバー「オプション」をクリック、ドロップダウンパネルを表示
  5. (チェックされていない場合)「セルの枠線を分離して表示」チェックボックスをクリックしてチェック
  6. (オンになっていない場合)「セルの間隔」の「ロック」ボタンをクリックしてオンにする
  7. 「左右のセルの間隔」テキストボックスに[1]を入力、確定
  8. 下図の位置でドラッグ、テーブルオブジェクトを作成
    ドラッグ位置
  9. プロパティバー「枠」コンボボックスをクリック、「なし」をクリックして選択

セルの指定

  1. (テーブルツールで)左上隅のセルから右下隅のセルまでドラッグ、全セルを選択
  2. プロパティバー「マージン」をクリック、ドロップダウンパネルを表示
  3. (オンになっていない場合)「セルのマージン」の「ロック」ボタンをクリックしてオンにする
  4. 「セルのマージン」テキストボックスに[0]を入力、確定
  5. メニューバー「テキスト」-「文字フォーマット」をクリック、「文字フォーマット」ドッキングウインドウを開く
  6. 「サイズ」コンボボックスに[76]を入力、確定
  7. 「スクリプト」リストボックスをクリック、「ラテン系」をクリックして選択
  8. 「フォント」リストボックスをクリック、「Clarendon Blk BT」をクリックして選択
  9. メニューバー「テキスト」-「段落フォーマット」をクリック、「段落フォーマット」ドッキングウインドウを開く
  10. 「整列設定」-「水平方向」リストボックスをクリック、「中央揃え」をクリックして選択
  11. 「整列設定」-「垂直方向」リストボックスをクリック、「中央揃え」をクリックして選択

テーブルオブジェクトの分解

ページに整列

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. テーブルオブジェクトをクリックして選択
  3. 日本語入力をオフにする
  4. [P]キーを押してテーブルオブジェクトをページ中央に整列

テーブルオブジェクトを複製

  1. [Ctrl]+[D]キーを押してテーブルオブジェクトを複製
  2. 「オブジェクト マネージャ」の「新規レイヤ」ボタンをクリック、「レイヤ2」を作成
  3. 手順1で複製したテーブルオブジェクトを「オブジェクト マネージャ」の「レイヤ2」へドラッグ、レイヤ2へオブジェクトを移動
  4. 「オブジェクト マネージャ」-「レイヤ2」の「表示/非表示」アイコンをクリック、レイヤ2を非表示にする

テーブルオブジェクトの分割と結合

  1. 「オブジェクト マネージャ」-「レイヤ1」をクリック、アクティブレイヤにする
  2. テーブルオブジェクトをクリックして選択
  3. メニューバー「アレンジ」-「テーブルの分割」をクリック、テーブルオブジェクトを長方形オブジェクトに分割
  4. プロパティバー「グループ解除」ボタンをクリック、グループを解除
  5. プロパティバー「結合」ボタンをクリック、オブジェクトを複合パスに結合

複合パスの編集

コーナーの処理

  1. ツールボックスバー「整形ツール」をクリックして選択
  2. [Shift]キーを押しながら4隅のノードを順次クリックして選択
  3. メニューバー「ウインドウ」-「ドッキング ウインドウ」-「フィレット/スカラップ/面取り」をクリック、「フィレット/スカラップ/面取り」ドッキングウインドウを開く
  4. 「操作」リストボックスをクリック、「フィレット」をクリックして選択
  5. 「半径」テキストボックスに[4]を入力、確定
  6. 「適用」ボタンをクリック、フィレットを適用
  7. 下図の位置を整形ツールでドラッグ、ノードを選択
    ドラッグ位置
  8. 「フィレット/スカラップ/面取り」ドッキングウインドウの「操作」リストボックスをクリック、「スカラップ」をクリックして選択
  9. 「半径」テキストボックスに[2]を入力、確定
  10. 「適用」ボタンをクリック、スカラップを適用

標準塗りつぶし

  1. メニューバー「ウインドウ」-「カラー パレット」-「デフォルト RGB パレット」をクリック、「デフォルト RGB パレット」を開く
  2. 「デフォルト RGB パレット」の「オプション」ボタンをクリック、ドロップダウンメニューを表示
  3. 「デフォルトに設定」をクリック
  4. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  5. デフォルト RGBパレット「無色」カラーボックスを右クリック、輪郭線を消す
  6. デフォルト RGBパレット「ブラック」カラーボックスをクリック、黒で塗りつぶす

等高線効果の適用

  1. ツールボックスバー「インタラクティブブレンドツール」をクリックし続け、フライアウトを表示
  2. 「インタラクティブ等高線ツール」をクリックして選択
  3. プロパティバー「中心へ」ボタンをクリックして選択
  4. プロパティバー「等高線のオフセット」テキストボックスに[0.5]を入力、確定
  5. プロパティバー「塗りつぶしカラー」カラーボックスをクリック、ドロップダウンパネルを表示
  6. 「ホワイト」カラーボックスをクリック
  7. プロパティバー「オブジェクトとカラーの集中化」ボタンをクリック、ドロップダウンパネルを表示
  8. スライダを下図の位置までドラッグ
    ドラッグ位置

テクスチャ塗りつぶしの重ね合わせ

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. 描画ウインドウの空白エリアをクリック、選択を解除
  3. (オンになっている場合)「オブジェクトマネージャ」ドッキングウインドウの「レイヤ マネージャ」ボタンをクリック、オフにする
  4. (展開されていない場合)「レイヤ1」の「+」をクリック、レイヤ1のツリーを展開
  5. 「レイヤ1」の「曲線の制御」オブジェクトをクリックして選択
  6. [Ctrl]+[D]キーを押してテーブルオブジェクトを複製
  7. ツールボックスバー「インタラクティブ塗りつぶしツール」をクリックして選択
  8. プロパティバー「塗りつぶしの種類」リストボックスをクリック、「テクスチャ塗りつぶし」をクリックして選択
  9. プロパティバー「テクスチャライブラリ」リストボックスをクリック、「スタイル」をクリックして選択
  10. プロパティバー「塗りつぶしのドロップダウン」カラーボックスをクリック、ドロップダウンパネルを表示
  11. 「宇宙(雲)」カラーボックスをクリックして選択
  12. プロパティバー「塗りつぶしタイルのミラー」ボタンをクリック、オンにする
  13. プロパティバー「[テクスチャのオプション]ダイアログボックス」ボタンをクリック、ドロップダウンパネルを表示
  14. 「最大タイル幅」コンボボックスをクリック、「2049」をクリックして選択
  15. 「曲線の制御」オブジェクト上の下図の位置でドラッグ、塗りつぶしパターンを変更
    ドラッグ位置

縁の作成

  1. ツールボックスバー「インタラクティブ等高線ツール」をクリックして選択
  2. プロパティバー「内側」ボタンをクリックして選択
  3. プロパティバー「等高線のステップ数」テキストボックスに[2]を入力、確定
  4. プロパティバー「等高線のオフセット」テキストボックスに[1]を入力、確定
  5. メニューバー「アレンジ」-「等高線グループの分割」をクリック、等高線オブジェクトを分割
  6. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  7. 描画ウインドウの空白エリアをクリック、選択を解除
  8. 「オブジェクト マネージャ」ドッキングウインドウ「レイヤ1」の「2オブジェクトのグループ」をクリックして選択
  9. プロパティバー「グループ解除」ボタンをクリック、グループを解除
  10. プロパティバー「背面オブジェクトを全面オブジェクトで切り取る」をクリック、切り取りを実行
  11. デフォルトRGBカラーパレット「ブラック」カラーボックスをクリック、黒で塗りつぶす
  12. 「フィレット/スカラップ/面取り」ドッキングウインドウの「操作」リストボックスをクリック、「フィレット」を選択
  13. 「半径」テキストボックスに[0.5]を入力、確定
  14. 「適用」ボタンをクリック、フィレットを適用
  15. ツールボックスバー「インタラクティブ等高線ツール」をクリックし続け、フライアウトを表示
  16. ツールボックスバー「インタラクティブ透明ツール」をクリックして選択
  17. プロパティバー「種類」リストボックスをクリック、「標準」をクリックして選択
  18. プロパティバー「マージ モード」リストボックスをクリック、「減算」をクリックして選択
  19. プロパティバー「始点の透明度」テキストボックスに[75]を入力、確定

縁の影を作成

  1. [Ctrl]+[D]キーを押してオブジェクトを複製
  2. プロパティバー「オブジェクトの位置」の「x」テキストボックスの数字の後ろに[+0.5]を入力、[Enter]キーを押して計算を確定
  3. プロパティバー「オブジェクトの位置」の「y」テキストボックスの数字の後ろに[-0.5]を入力、[Enter]キーを押して計算を確定
  4. メニューバー「アレンジ」-「重ね順」-「1つ背面」をクリック、オブジェクトを一つ背面へ移動
  5. ツールボックスバー「インタラクティブ透明ツール」をクリックして選択
  6. プロパティバー「始点の透明度」テキストボックスに[85]を入力、確定

テクスチャ塗りつぶしオブジェクトを透明化

  1. 「オブジェクト マネージャ」ドッキングウインドウ「レイヤ1」の下図の「曲線」オブジェクトをクリックして選択
    選択するオブジェクト
  2. プロパティバー「種類」リストボックスをクリック、「標準」をクリックして選択
  3. プロパティバー「マージ モード」リストボックスをクリック、「追加」をクリックして選択
  4. プロパティバー「始点の透明度」テキストボックスに[25]を入力、確定

ページの背景

  1. ツールボックスバー「長方形ツール」をダブルクリック、描画ページサイズの長方形オブジェクトを作成
  2. デフォルト RGBパレット「無色」カラーボックスを右クリック、輪郭線を消す
  3. デフォルト RGBパレット「ブラック」カラーボックスをクリック、黒で塗りつぶす

テーブルの文字入力

文字の入力

  1. 「オブジェクト マネージャ」ドッキングウインドウ「レイヤ2」の「表示/非表示」アイコンをクリック、レイヤ2を表示
  2. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  3. 描画ウインドウの空白エリアをクリック、選択を解除
  4. デフォルト RGBパレット「ブラック」カラーボックスをクリック、「標準塗りつぶし」ダイアログを開く
  5. 「グラフィック」チェックボックスをクリック、チェックを外す
  6. 「アート テキスト」チェックボックスをクリック、チェックする
  7. 「OK」をクリック、ダイアログを閉じる
  8. ツールボックスバー「テーブルツール」をクリックして選択
  9. 右上隅のセルをクリック、テキスト入力状態にする
  10. 文字列[N]を入力
  11. 同様に、順次各セルをテーブルツールでクリックし、[OTADINNERPARTY]の各文字列を入力
    文字列の入力

テーブルのアウトライン化

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. メニューバー「アレンジ」-「曲線に変換」をクリック、テーブルオブジェクトをアウトライン化
  3. デフォルト RGBパレット「無色」カラーボックスを右クリック、輪郭線を削除
  4. 「オブジェクト マネージャ」ドッキングウインドウ「レイヤ2」の「+」をクリックしてツリーを展開
  5. 「レイヤ2」の「30オブジェクトのグループ」を「レイヤ1」の下図の「曲線」オブジェクトの下へドラッグして移動
    ドラッグするグループ

仕上げ

赤い影の作成

  1. 「オブジェクト マネージャ」ドッキングウインドウ「レイヤ1」の下図の「曲線」オブジェクトをクリックして選択
    ドラッグするオブジェクト
  2. [Ctrl]+[D]キーを押して、オブジェクトを複製
  3. メニューバー「アレンジ」-「重ね順」-「ページの最前面へ」をクリック、警告ダイアログを開く
  4. 「OK」をクリック、ページの最前面へ移動
  5. デフォルト RGBパレット「レッド」カラーボックスをクリック、レッドで塗りつぶす
  6. ツールボックスバー「インタラクティブ透明ツール」をクリックして選択
  7. 「マージ モード」リストボックスをクリック、「減算」をクリックして選択
  8. 「インタラクティブ透明ツール」でオブジェクト上の下図の位置でドラッグ、線形透明グラデーションを適用
    ドラッグ位置
  9. 塗りつぶしベクトルの下図の位置へ、デフォルト RGBパレット「80% ブラック」カラーボックスをドラッグ
    ドラッグ位置

反射コピー

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. 「ガイドラインの指定」の手順8で作成したガイドラインをクリックして選択
  3. プロパティバー「オブジェクトの位置」の「y:」テキストボックスに[92]を入力、確定
  4. 描画ウインドウの下図の位置をドラッグ、オブジェクトを選択
    ドラッグ位置
  5. プロパティバー「グループ化」ボタンをクリック、オブジェクトをグループ化
  6. ツールボックスバー「整形ツール」をクリックし続け、フライアウトを表示
  7. 「自由変形ツール」をクリックして選択
  8. プロパティバー「反射ツール」をクリックして選択
  9. 手順3で移動したガイドライン上でドラッグ
  10. ガイドライン上に回転軸が重なり「エッジ」が表示される位置(180度反転した位置)でマウス右ボタンを押しながらマウス左ボタンを離し、オブジェクトを反射コピー

エンベロープによる変形

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. [Shift]キーを押しながら反射元のオブジェクトをクリックして追加選択
  3. プロパティバー「グループ化」ボタンをクリック、オブジェクトをグループ化
  4. ツールボックスバー「インタラクティブ透明ツール」をクリックし続け、フライアウトを表示
  5. 「インタラクティブ エンベロープツール」をクリックして選択
  6. プロパティバー「直線エンベロープ編集モード」ボタンをクリック
  7. 上辺中央のノードを下図の位置までドラッグ、エンベロープを適用
    ドラッグ位置
  8. 下辺中央のノードを下図の位置までドラッグ、エンベロープを適用
    ドラッグ位置

映り込みを作成

  1. ツールボックスバー「選択ツール」をクリックして選択
  2. プロパティバー「グループ解除」ボタンをクリック、グループ化を解除
  3. 描画ウインドウの空白エリアをクリック、選択を解除
  4. 下側のオブジェクトをクリックして選択
  5. メニューバー「ビットマップ」-「ビットマップに変換」をクリック、「ビットマップに変換」ダイアログを開く
  6. 「解像度」コンボボックスをクリック、「300 dpi」をクリックして選択
  7. 「カラーモード」リストボックスをクリック、「RGBカラー(24ビット)」をクリックして選択
  8. (チェックされていない場合)「アンチエイリアス」チェックボックスをクリック、チェックする
  9. (チェックされていない場合)「透明バックグラウンド」チェックボックスをクリック、チェックする
  10. 「OK」をクリック、変換を実行
  11. ツールボックスバー「自由変形ツール」をクリックし続け、フライアウトを表示
  12. 「整形ツール」をクリックして選択
  13. 下辺左右のノードを囲むようにドラッグ、これらのノードを選択
  14. どちらか一方のノードを、ページ下側1cmのガイドライン上まで垂直にドラッグ
  15. ツールボックスバー「インタラクティブ透明ツール」をクリックして選択
  16. オブジェクト上を下図の位置までドラッグ、線形グラデーション透明を適用
    ドラッグ位置
  17. デフォルトRGBパレット「50% ブラック」カラーボックスを、塗りつぶしベクトルの始点カラーノードへドラッグ

完成見本